TERASOLUNAの開発環境を30分で整備するスターターキット

TERASOLUNAについて

TERASOLUNAは、Spring Frameworkを中心としたOSSの組み合わせで構成されたフレームワークです。
開発ガイドも、公開されていて、とてもよくまとめられています。
OSSの組み合わせということで、TERASOLUNAじゃないプロジェクトでも、こちらのガイドラインに記載されているベストプラクティスを何度となく参考にさせていただきました。

プロジェクトの立ち上げ

ここでいう”プロジェクトの立ち上げ”とは、実装フェーズの準備を指しています。
大まかに、やることは、こんな感じじゃないでしょうか?

  • 開発キットの準備
    開発チームのメンバーに、ローカルPCに開発環境を構築するための手順書を準備する。
  • リポジトリの準備
    ソースコードを管理するために、社内のGitlab等にリポジトリを準備する。
  • CI環境を準備
    社内の開発用サーバーにJenkinsNexusを準備する。
  • サンプル実装
    実装のお手本となるサンプル実装を作成する。
  • 規約や方針を整備
    コーディング規約や、開発方針(モデリングやトランザクション、CSRF、RPGなどの適用方法など)を整備する。

準備が悪いと、手戻りが多く、実装中に迷いがちになるので、開発効率に影響がでます。プロジェクトに先駆けて、できるだけ整備したいところです。
でも、上流工程が長引いて・・・などの理由で、準備に十分な時間をかけられないケースも、よくある話です。

私が、TERASOLUNAのプロジェクトを初めて手掛けたときは、JenkinsなどのCI環境の構築から、チーム内でCIが運用されるまでに、1カ月以上かかりました。実装フェーズが始まって、しばらくしてCI環境が稼働したため、Jenkinsからのエラーレポート対応で、本来のタスクが停滞したことを記憶しています。

スターターキット

プロジェクトの立ち上げ時の毎度毎度で、CI環境構築に1人月もかけてられません。
それならばとJenkins職人を育成するのも、どうかと思います。

そこで、TERASOLUNA用のCI環境の自動構築と、開発チームへの配布キットを自動生成するスターターキットを作りました。
https://github.com/altus5/terasoluna-starter-kit

~/bin/setup-ci.shを実行すると、ネットワーク内のサーバーにCI環境が作成されて、~/bin/create-development-kit.shの実行で、TERASOLUNAのブランクプロジェクトでリポジトリが作成され、配布する開発キットも同時に作成されます。

以前は、1カ月くらい準備に時間がかかっていたのに、2つのスクリプトで、わずか30分で実装フェーズの準備が整います。

ただ、このスターターキットは、もともと社内の開発用に作成したものなので、前提とする条件がエグイです。
実際には、プロジェクトに応じて、多少のアレンジが必要だと思いますが、スターターキットのひな形としては、使えるんじゃないでしょうか?

カスタマイズにお応えします。

さて、ひな形として使えるとは言え、そのカスタマイズに、1、2週間かかってしまったんでは、スターターキットの意味がありません。
貴社の貴重な”開発するための時間”を、その準備のために消費するのは、勿体ないです。
いっそ、スターターキットの制作を、弊社にご依頼されてみてはいかがでしょうか?低コスト短期間で、ご要望にお応えできると思います。
まずは、お問い合わせくださいませ。
貴社の開発環境とプロジェクトに合わせたカスタマイズ要件をお聞きし、お見積致します。
※TERASOLUNA以外のフレームワークも、対応可能です。

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