SERVICE

システム開発サービス

1.2マイクロサービスアーキテクチャ構築

サービス概要

モノリシックなシステムを、独立性の高いマイクロサービス群に分割・再構築します。自社プロダクトで実践中のGraphQL Federationによるサービス統合技術を活用し、柔軟性と保守性を両立したモダンなアーキテクチャを実現。段階的な移行により、リスクを抑えながら確実にモダナイゼーションを推進します。

こんな方におすすめ

  • 既存システムを分割・モダン化したい

実践で培った技術

自社プロダクトでの実装経験

  • 貸会議室予約管理システムで完全マイクロサービス化を実践中
  • GraphQL Federationをハブとした全サービス統合
  • サーバーレスアーキテクチャでの実装
  • 実運用を見据えた設計・実装ノウハウを蓄積

提供サービス

マイクロサービス新規構築

  • ドメイン駆動設計によるサービス分割
  • GraphQL Federationを中心としたサービス統合
  • サービス間の直接通信を排除した疎結合アーキテクチャ
  • API Gateway設計・実装

GraphQL Federation中心設計の特徴

  • サービス間の直接通信を排除し、疎結合性を徹底
  • Federation層での横断的関心事の処理(認証、ログ、監視)
  • 依存性の注入による柔軟なサービス切り替え
  • モックサービスへの差し替えによるテスト容易性

段階的モダナイゼーション

  • 既存システムの分析とサービス分割計画
  • Strangler Figパターンによる段階移行
  • 既存システムとの共存期間の設計
  • データ整合性の担保

技術要素

GraphQL Federation中心のアーキテクチャ

  • サービス統合: GraphQL Federationをハブとした全サービス統合
  • サービス間通信: GraphQL Federation経由での疎結合な通信
  • サービス内処理: イベントバス、メッセージキューの活用
  • 依存性管理: Federation層でのDI実現、インターセプター実装
  • データ管理: サービス別データベース、Federation層でのデータ統合
  • 運用基盤:
    • サーバーレス(AWS Lambda、Azure Functions)- 小〜中規模向け
    • Kubernetes – 大規模システム向け
    • 最適な基盤を規模に応じて選択

導入メリット

開発効率の向上

  • サービス単位での独立開発・デプロイ
  • チーム間の依存性削減
  • 技術スタックの柔軟な選択

システムの安定性向上

  • 障害の局所化
  • サービス単位でのスケーリング
  • 段階的なアップデート

アーキテクチャの利点

  • 完全な疎結合: サービス間の直接依存を排除
  • 統一インターフェース: GraphQL Federation経由の一貫したAPI
  • 横断的処理の一元化: 認証、キャッシュ、ログをFederation層で処理
  • サービス差し替えの容易性: DI的なアプローチでテスト・移行が簡単

コスト最適化

  • サーバーレスによる運用コスト削減: 小〜中規模では従量課金で大幅なコスト削減
  • 規模に応じた基盤選択: システム規模に最適な運用基盤を提案
  • 段階的な基盤移行: 成長に合わせてサーバーレスからK8sへの移行も可能

実装アプローチ

  1. 現状分析とドメイン設計(2-4週間)
    • 既存システムの機能分析
    • ドメイン境界の特定
    • 移行優先順位の決定
  2. プロトタイプ実装(1-2ヶ月)
    • コアサービスの切り出し
    • GraphQL Federationの実装
    • CI/CDパイプライン構築
  3. 段階的移行(3-6ヶ月〜)
    • サービスごとの順次移行
    • モニタリング・ログ基盤構築
    • パフォーマンスチューニング

料金体系

  • アーキテクチャ設計: 200万円〜
  • プロトタイプ実装: 300万円〜
  • 本格移行支援: 月額100万円〜