SERVICE

システム開発サービス

6.4再利用型アーキテクチャ開発

サービス概要

私たちが自社プロダクトで実践している革新的な開発手法を、お客様のプロジェクトでも活用します。マイクロサービスの再利用、GraphQL Federationによる柔軟な統合、クリーンアーキテクチャによる保守性、プラグイン構成による拡張性。これらを組み合わせて、2つ目以降のシステム開発を劇的に効率化します。

3つの設計原則

1. マイクロサービス再利用設計

一度作ったサービスは資産になる

  • メンバー管理、決済、予約など汎用サービス化
  • 新システムでは60-90%を再利用可能
  • GraphQL FederationがDIコンテナとして機能
  • サービス間の疎結合を徹底

2. クリーンアーキテクチャ

ビジネスロジックと技術の分離

  • ドメインロジックの独立性確保
  • テスタビリティの向上
  • 技術的負債の最小化
  • 顧客固有ノウハウの安全な隔離

3. プラグイン拡張構成

あらゆる接合点でカスタマイズ可能

  • コア機能はシンプルに保つ
  • 顧客要件はプラグインで実現
  • インターセプト可能な設計
  • 本体更新の影響を受けない

実装例(貸会議室システム)

開発したマイクロサービス群

  • メンバー管理(利用者)
  • テナント管理(提供者)
  • リソース管理(会議室等)
  • 予約管理
  • 決済処理
  • 請求管理
  • IoT制御(スマートロック)

これらを転用すると…

  • 研修施設予約:80%再利用+研修特有機能
  • 駐車場管理:60%再利用+車両管理機能
  • レンタルスペース:90%再利用+備品管理

導入効果

開発期間の短縮

  • 初回:通常通り(基盤構築含む)
  • 2つ目:30-50%短縮
  • 3つ目以降:50-70%短縮

品質の向上

  • 実証済みサービスの活用
  • バグの少ない安定稼働
  • テスト済みコンポーネント

保守性の向上

  • サービス単位での更新
  • 影響範囲の局所化
  • プラグインによる独立性

適用プロセス

1. 現状分析(2週間)

  • 業務要件の整理
  • 再利用可能サービスの特定
  • 新規開発部分の洗い出し

2. アーキテクチャ設計(2-4週間)

  • マイクロサービス分割
  • Federation設計
  • プラグインポイント定義

3. 実装(期間は規模による)

  • 既存サービスの転用
  • 新規サービス開発
  • プラグイン実装

4. 統合・テスト

  • GraphQL Federation統合
  • E2Eテスト
  • 性能最適化

料金体系

  • アーキテクチャ設計:200万円〜
  • 実装(再利用率による):
    • 80%再利用:通常の30%のコスト
    • 50%再利用:通常の60%のコスト
    • 新規開発:通常料金

こんなプロジェクトに最適

  • 類似システムを複数展開予定
  • 段階的な機能拡張を計画
  • 長期的な保守・運用を重視
  • 将来の要件変更に備えたい

注意事項

  • 初回開発は基盤構築のため通常コスト
  • 2つ目以降で効果を発揮
  • 設計の初期投資が必要